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社外ショック&純正バネの組み合わせのvwポロブルーGTは、cando装着等でまろやかになったものの、少し硬い走りを何とかしたいと思っていました。7月23日インプレ「「凄く今更ですが、SPSについて」を拝見して興味を持ち、ようやく最近施工を終えましたので報告します。
バネの下部貼付で上方への空間伝達を狙いましたが、巻線間隔が狭いのでフルバンプの際、線間密着で割れてしまう可能性もあり、安全で3巻目の横面に貼付しました。これでもかなりの体感効果を得られました。
路肩から路地に降りた際、跳ね返してくる強いダンピングに「何これ、いつもと違う!」と驚き、数百m程進めば路面を舐めるような密着感や四隅のタイヤの接地感が暴れずひと塊となって伝わってきます。「どうしちゃったの!?」上級グレード試乗状態でした。
いつもの交差点を左折。素直でスムースな操舵感が伝わり、とても良い感じです。ストラットの反力が強いのかアンダーが減ったと思わせる曲がり方をするので「こんなに曲がりが楽だったっけ?」と半信半疑の印象が続きます。
最大効果を感じたのは不整路面の通過ですが、尖った突き上げやガタピシ音に見舞われ易い連続補修跡・目地段差でも、角を丸めて滑らかに路面を舐めるように走ります。薄皮の低反発マットを敷き詰めた上を走るかの穏やかな感じですね。
単に硬いだけのバネ鋼に、少ししなりやねばりが出てきてショックの初期動作との相性が良くなったのでは?と勝手な憶測もしたくなる魅力的な走行でした。
一番小さなSPSが操舵性向上とハーシュ抑制に予想外の大きな効果を発揮する。。。まさにギャップ萌えの世界でありました。
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